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甲野善紀×田畑浩良×吉本ばなな

 

代官山のライブハウス、晴れたら空に豆まいてでの鼎談。良いライブハウスだ。こんなところで講座がしたい。

 

 

「心より身体を変える」

 

心の不調は体のあちこちにサインが出ているのだから、慰めのカウンセリングよりも体を変えた方が良いという甲野先生のお話。

 

体を打撲した時、体のどこかに三角形が現れて、それをほどくと打撲が良くなるという表現に皆ポカーンだったのだが、嫌な気分の時は仙骨にガムが張り付いたようになるというのはわかる。整体でも、心理的なショックを受けたり物理的な事故の後は仙骨がギュッと縮まり、仙骨・骨盤を解放する仙椎ショックという技術を使う。ちなみに火傷をした時もこれを使うと良くなる不思議な技術。

 


「身体が変わる間合い」

 

後半は田畑さんのロルフィングデモンストレーション。受け手は甲野先生。

触れる前の間合いで体の変化を感じるのを大切にしているというのが田畑さんの話で、ベッドに横たわった甲野先生の頭側を左右に行き来する。お互いが心地良い場所を見つけて、甲野先生は自身を内観し、田畑さんも観察しながら微妙に位置を修正するという流れだった。

 

触れずして体が変わっていくというのも全然不思議な話ではない。

整体でも間合いを重要視する。人の体に直接触れるため、相手を緊張させない間合いを見つけて気配を消すというのも一つだし、例えば座位で腕の調整をする場合、相手の重心を浮かせて「虚」になるような高さ、角度に腕を持っていくというのも間合いの研究だ。

気を通す時も同様で、うつ伏せになった相手の横に座って背中に気を通す時、しっくりくる位置というのが絶対的にあって、数センチ横にずれても違和感が出る。間合いがあった時点で体は変化し始めるし、この日も話題に出た、間合いで人を不快にさせることができるのも確か。

 

 

「体にヒモを巻くとなぜ体が変わるのか」

 

甲野先生のマイブーム(?)、ヒモトレの話題がこの日も出た。実際にお客さんの体にヒモを巻いて甲野先生を引っ張り起こすなどやっていたけれど、確かに体の使い方が変わるのを間近で見た。最前列で見た。

 

最後の質問コーナーで、「ヒモを巻くと変わるのは実感できるけど、体に何が起こっているのかさっぱりわからない。筋膜の変化とか、ロルファーの立場としてどう思いますか?」というお客さんの質問に対して、田畑さんが「わからないけれど、巻いた瞬間にその人も、その場の空気も変わる」と仰っていて、その通りだと思った。

 

実際にヒモを巻いたことがあるので体感をお話しすると、たすき掛けすると背中にヒモの気配をうっすら感じることによって背中に意識が向かい、体全体が中心にまとまるので、腕だけを使うことがなくなる。腰に巻いてもそうで、要は腕の動きが制限されて腰腹を中心とした体幹で動けるようになる。この日は膝にも巻いていたけれど、ヒモで下半身に意識がいくだけで足が使えるようになり、パワーが出る。

 

田畑さんの「場が変わる」というのは、ヒモを巻いた瞬間「型が決まる」のだ。上半身の余計な力が抜けて、丹田に意識が集まると急に人が変わったような、不思議な緊張感がその場に漂う。

 

整体の稽古はヒモなしでヒモを巻いた時同様の動きが出来るのを目指しているようなもので、高齢者の方にはヒモを巻くのをお勧めする。若い人はせっかくなので整体の稽古をしよう。

 

 

この日は満席。そして甲野先生が何か話す度に皆うんうんと深くうなづき、動く度に歓声が上がってえらく盛り上がるので少しジェラシーを感じた。

似たようなことをやっているので、毎週驚きたい方はぜひ整体教室にお越しいただきたい。

 

 

 

よもやま話 15:41 comments(0)
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